WEB初心者向け / ホームページの制作を友人にお願いするときの心得 / 治療院・サロン経営のホームページ制作

前回は、ホームページ制作方法の一つとして
「ホームページ制作業者の選び方」についてお話しました。
もう一度おさらいすると、
ホームページ制作には、大きく次の3つのような方法が考えられます。
- ホームページ制作業者に依頼する
- ホームページを作れる友人に頼む
- 自分で作る
今回は、ホームページを友人に依頼する場合の注意点についてお話します。
ホームページを作れる友人に頼むメリット・デメリット
ホームページを作れる友人に制作を頼む場合、
そのメリットは、
- 気軽に頼める
- 安価もしくは無料で作ってもらえる
- 友人にスキルがあれば、より良いアドバイスがもらえる
などが挙げられると思います。
たしかに、親しい友人ならば、きっと快く作ってくれると思いますよね。
そして、気軽にものも言えるし。
その点では、
「まずテスト的にホームページを作ってみたい」
という場合にはよいかもしれません。
一方、友人に依頼するデメリットを挙げてみましょう。
- ホームページは作ったら終わりではなく、更新・修正という作業は継続的に必要となる。これにずっと付き合ってもらうことはできないでしょう
- 場合によっては(友人のスキルやスケジュールによっては)制作に時間がかかる
- 意思の疎通ができないと友人関係を悪化させる恐れがある
- 出来栄えは、友人のスキルによって左右される
以上のようなことが考えられます。
上でも言いましたように、
あなたがホームページを制作する目的が、
まずテスト的にやってみたいとか、自分のホームページを持つ
ということだけに留まる限りは
この選択は間違っていないと思います。
友人がマーケティングに詳しく、集客できるようなサイト作りやアドバイスをしてくれる人であればむしろラッキーです。
しかし、友人の制作スキルやマーケティングの知識が乏しい場合は、
せっかく作ってもらったホームページで成果が得られず、
更新作業等の必須な作業もできないために、
結局は無駄なホームページになって使わなくなるという恐れがあります。
そして、作った側(友人)からしたら、
「何で使ってくれないんだ」
のように思い、あなたとの関係性が悪化する可能性もあるのです。
このことで人間関係が悪くなるなんて避けたいことですよね。
でもビジネスですから、あなたは妥協できないはずです。
友人に作ってもらったとはいえ、全く成果が出ないホームページにいつまでも付き合うわけにはいかなくなるでしょう。
業者に作ってもらったのなら、きっぱり、
「効果が無いから作り直します」
と言えると思いますが、友人ならどうでしょうか?
前回も言いましたが、
ホームページは自分や自分のお店のインターネット上での看板となり、入口となるものです。
お客さんが見た時に、
- 何をやっているのか?
- それが自分にとって必要なのか?
- どんなメリットがあるのか?
などが分からなければ、その入口から入って来てはくれないでしょう。
ホームページは自動集客装置と呼ばれることがあります。
でもそれには、ベースの部分がちゃんと集客仕様になっていることが前提です。
ただ作ってインターネット上に流したところで、集客できるわけではないものです。
その点で、それを満たしたホームページを友人が作れるのか?
そして、
妥協なくものが言える相手であり、それを続けられるのか?
が、ポイントとなります。
安価であるからとか、無料であるからとかの理由でお願いしていたら、あまり意見などは言えないものですよね。
友人に依頼しようと考えている場合は一つの指標としてください。
まとめると、
- 友人のスキルを信じているからどんなホームページが出来上がっても文句を言わず使う
- 友人に作ってもらって満足ができなくても関係性が壊れない
- たとえ友人とはいえ、関係性が壊れようが意見を言える
この条件が揃っているなら、ホームページ制作を友人に依頼することは一つの選択肢となるでしょう。
今回は、友人にホームページ制作を依頼する場合についてお話ししました。
次回は、自分で作る場合についてお話したいと思います。
では!
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